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人気ランキング : 106979位
定価 : ¥ 693
販売元 : 文藝春秋
発売日 : 2000-06 |
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ステロイド外用剤に不安のある人は是非。 |
「ステロイドは怖い薬だと聞きました。」
そう言って、ステロイド処方を拒否する患者さんはとても多いと思います。
この本は、ステロイド外用剤がどうして悪魔の薬と呼ばれてしまうようになったのか、そして、ステロイド外用剤の恐怖を利用して金儲けをしようとしている人の巧妙なからくりを見事に解き明かしています。
ステロイド外用剤に不安のある方は、他の本よりも先にまずこの本を読むことをお勧めします。
それにしても、アトピービジネスと正面切って戦っている皮膚科医は、竹原先生と川島先生だけというのはどういうことでしょうか?(もちろん表に立たずに影で支えている先生方もいるでしょうが。)もっと多くの先生が、アトピー性皮膚炎について、ステロイド外用剤について、正しい知識を普及する努力が必要ではないでしょうか。
すこし要領がよくて頭のよい医者が、患者をだまして金儲けの方向に走ってしまうのを悲しく思います。
土佐S病院のN先生も、若い頃はとても優秀な先生と聞いていたのですが。。。残念です。
どんな商品でも与える側と受け取る側に情報の格差が出ます。
電気屋さんに並んでいる冷蔵庫何十台の性能の違いを、私たち消費者は決して理解していません。
それを利用し、消費者に良いイメージを与えることで(例えばマイナスイオンが出るとか)、商品同士の差が出てきます。商売では当然のことです。
医療も、医療者と患者サイドで情報の格差が出るのは当然のことです。そのギャップを利用して金儲けをしているのが医療ビジネスです。知識の格差を利用して、でたらめな理論を用いて、一般の人に特定のイメージを作り出すことは可能でしょう。健康食品のイメージは、ある程度の医学知識があれば作り出せるものです。知識が多い人ほど、巧妙なウソを作り上げることが出来ます。
医療でだまされないためには、情報を与える側の本心を考えることです。電話相談だけで高い健康食品を送ってくる会社が本当に興味があるのはあなたの病気か売り上げか。
ステロイド外用剤について知識のない一般の方がまず読むべき本です。
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胡乱な民間療法の常套手段の紹介 |
私がガキの頃にはアトピーなんて何も珍しくもなかったし、誰も深刻に考えていなかった。事実私自身がひどいアトピー性皮膚炎だったが、両親が「皮膚病では死なない」という実にアバウトな連中であったため放置され、それでもいつの間にか治ってしまった。私がアトピーについて最初に変だと思ったのは、医学生時代の皮膚科の実習の時間。真っ赤な顔をした患者さん(女子高生)が深刻な顔つきをした両親に付き添われて来院。まるで最後の希望にすがるかのような悲壮感が印象的だった。何故患者さん達はそんなに追いつめられるのか。その理由はこの本に余すところなく書いてある。この本を読んで義憤を感じないとするなら、あなたは石だ。
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アトピーで悩んでいる人は先ず読んでほしい。 |
いままで、これだけ真摯にアトピーを説明してくれた本が
あっただろうか。しかも、結論は簡単なことなんだ。
眼からうろことはこのことです。
それにしても、
糖尿病は治る。癌は治る。色覚異常は治る。近視は治る。などなど、
アトピーだけでなく、医療ビジネスの多いこと!!
竹原氏のように、
根拠の無い医療を次々と論破してくれる医師は
いないものかと思う。
医師は、医師法、医療法、薬事法などでがんじがらめになっていて、
広告できないようにされている。
それに反し、医療ビジネスは宣伝し放題。
しかし、そういう宣伝等をよく読むと、
体験談しか載っていない。
体験談は何を書いても、違法じゃないのです。
皆さん注意しましょう。
この本は、アトピーに悩む人だけでなく、
それ以外の医療ビジネスにだまされないためにも、
一読すべき本です。
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真摯な報道批判の書 |
アトピーは作られた難病である。誰が作ったのか。粗雑な報道と悪質なアトピービジネス業者である。悪徳業者の責任はいうまでもないが、いい加減な報道がいかに歪んだ世論を形成し、被害を拡大していくか、その恐ろしさがよく分かる本。本書を読んでもアトピーは完治しないが、誰をどうやって信頼すべきなのかはよく分かるだろう。それは皮膚炎を治すより大切なことなのだ。
情報の疑い方を知りたい方に是非お薦めする。
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アトピービジネスのからくりを垣間見る |
70年代にはありふれた皮膚疾患だったアトピーがなぜ難病とされるようになったのか。なぜステロイドが恐れられるようになったのか、なぜあまたある病の中でとりわけアトピーがさまざまな民間医療のターゲットとなったのか。専門家の間でさえ意見の分かれる薬や治療法に対して、素人である患者は何を基準にどう判断すればよいのか。この最後の疑問は本書を読んでも解けなかったが、しかし少なくとも、西洋医学界でアトピーへの取り組みの変遷、またその隙を突いて隆盛する一連の「アトピービジネス」のからくりを垣間見ることができた。私自身、生まれつきのアトピーと付き合って30年。「必ず治る」の呪文に負けそうになりながらも(時には実際負けながらも)やはり「信じる」前に「考える」気持ちは失ってはならないと思わされた。